3桁順位をとるためにやったこと

 

こんにちは。ゆうさくです。今回は私が3桁順位を獲得する月のポケモンの取り組み方についてまとめました。自分の取組みを客観的に見る目的ですが、残り剣盾で3桁順位を目指す方、SVで3桁順位を目指す方の参考にもなれば幸いです。

 

以下の構成でお話ししていきたいと思います。

1~7日 前期の構築記事を読む

8~20日 構築記事の中で気になった構築を借りる、もしくは作る

21日~25日 1000位台まではあげておく(最低でも2000位)

26日~31日 構築の補完枠について考える。3桁を目指し、潜る

最後に(私のやりかたの限界について)

 

1~7日 

 まず、私は前期の構築記事を読むところから始めます。前期どういったポケモンが使われていたかを調べます。何位まで読むといった基準は設けていないですが、気になった並びやよく見る方が記事を更新されたら読む感じです。土日に時間を設けて読むことが多かったです。

 次に、どこを重点的に見ていたかという話ですが、主に構築の作成経緯です。なぜ、そこを見ていたかというと、結果を残された方がどういった動きを強いと思ってその構築を作ろうとしたかが書かれているからです。

 前期私が参考にさせていただいた同格さんの構築を例とします。

【S31 シングル 最終61位/2002】 丹碧イベザシヒトム  - 雨が降ろうが槍が降ろうが (hatenablog.com)

この記事の構築経緯を要約すると、黒バドレックスを含む並びが多かったため、イベルタルを採用。しかし、ザシアンの存在、タスキ枠による対面処理、ダイマックス択の3点が課題。そこでイベルタルにスカーフを持たせることで、サイクルでザシアンを削る、とんぼがえりでタスキを削る、相手の対応を見る動きを実現。2匹目に、ザシアンの引き先となり、削りができるゴツゴツメットを持ったヒートロトムを採用。カイオーガへの引き先のトリトドンを採用。イベルタル受けとされるバンギラス、ラッキーに強いザシアンを採用。ここまでを構築の軸として基本選出とした。

 

要約するとこんな感じです。今までイベルタル+ザシアンの並びを考えると対面的になり、扱いが難しいと感じていました。ただ、この記事を読んだときに、柔軟な立ち回りができて、強そうだなと感じました。

 このように構築の作成経緯には構築の作成者の方が強いと感じた動きについて書かれていることが多く、戦い方を理解するうえでも外せない部分になっています。私が構築記事を読む際にはここと個体解説に時間を割いています。努力値や技構成は流し見程度です。

 月初はだいたいこんな感じで構築記事を読みます。実機をさわることはほとんどありません。ルールが変わってとりあえず遊んでみるときくらいでしょうか。

 

8~20日

 私は2週目くらいからだんだん対戦を始めます。使用構築は前期構築記事の中で気になった構築を借りる、レンタルがない場合は作って対戦しています。気になる構築を自分が使ってみるとどうなのかと使用感を確認する工程です。20~30戦をこなすイメージです。

 あとは、このくらいの時期に対戦の生放送をよく見ます。個人的に好きなチャンネルは、はるまき実況さん、スポンジさん、みんらいさんです。他にも多くの方のチャンネルを登録させてもらっています。家事のついででラジオ感覚でみることが多いので、コメントはしませんが、楽しませてもらっています。

 

21日~25日

 20日ほどになるとそろそろ終盤に意識がむくようになります。8~20日の間に使用した構築の中から使用感のよかったものを軸にすえて対戦に臨みます。他に、生放送で見て強そうだなと感じた構築を試す期間でもあります。この辺りで構築に対する理解を深めていくというわけです。ちなみに、私は強さにムラがあるタイプだと思っていまして、5桁まで落ちてしまうこともざらにあります。しかし、サブロムは作らないようにしているので、気合で1000位台まで上げています。(最低でも2000位)

 このくらいの時期で、すんなり順位を上げられるかどうかで最終盤楽できるかどうかが決まってくると思います。余談ですが、前期全然順位を上げられず、最終日4000~5000位辺りから3桁に乗せたのはまあまあハードでした。この辺で、順位が上がらない場合、見切りをつけて撤退していることはあります。

 

26日~31日 

 構築への理解度を高めつつ、その構築を使っていて感じたことについて改めて文字に起こします。ルーズリーフにどのポケモン、並びがきついといったことやこのポケモンの枠を変えられないかということを書き出します。あとは、似た構築を探したり、ボックスを眺めたり、ポケモンホームに預けているポケモンを見たりします。

 そして、あれこれいじってみたりして、補完枠に別のポケモンを試します。5桁になります。構築を戻します。順位を上げます。を繰り返します。たまに宇宙を感じることもありますが、うまくはまったときが最高の瞬間です。その瞬間がお前がポケモンにはまる瞬間だ。

 さて、構築の補完枠について考え、しっくりきたら後は最終3桁に必要になりそうなレートに到達するまで潜ります。ただし、最終日以前に必要なレートまで上げきれることが理想です。なぜ、それが理想かというと最終日に3桁に到達するようなペースでやっていると、強者の方が溶かしていたロムを戻そうとしているときにマッチングしてしまうケースがあるからです。また、最終日にレートを伸ばそうとしている方が多いなか、勝ち越してレートを伸ばしていこうとするのは大変しんどく、難しいです。前日までにギリギリ3桁くらいに入って、順位の下がり方を確認しつつ、調整程度に潜るのが一番良いと思います。

 

最後に(私のやりかたの限界について)

 私はシーズン10から本格的にランクマッチを始めました。そして、目標の1つとして言われる最終3桁順位を取ることを目指してやってきました。上記で書いてきたやり方で4回とることができました。これは素直に嬉しいです。個人的に最終3桁をとるだけなら上記のような感じでやれば取れますし、おそらく一番効率よく取れると感じています。そう、3桁を取るだけなら。

 私は最終3桁を何度か達成しているうちに、3桁に入れるだけの努力しかしていないのではと感じるようになりました。小さくまとまりすぎていたという感じでしょうか。

最終の順位を溶かしてしまったとしても、さらに上の順位を目指すべきだったのではないか、そう考えるようになりました。だから、前期はやりきると意気込んで臨んだものの思うように順位が上がらず、最終日にやれるだけやってまたギリギリ3桁という結果に終わってしまいました。

 他にも、自分で一から構築を組んでいくという作業ができないなと感じています。他の方の構築を参考にしているケースが多いので、一から構築を組む必要がある、ルールが変わって初めてのシーズンで勝てた試しがありません。これはダメ。 

 9世代でさらに上を目指す為に、改善すべきだと感じている個所は他にもあるのですが、本筋と関係ないため、省略します。最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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